二人暮らしの家電はどう選ぶ？費用目安や購入のポイント

パートナーとの二人暮らしが決まったら、次に進めていかなければならないのが「家電選び」です。
実際の生活をイメージしながら、必要な家電を集めていく必要があります。そのうえ、家電は思っている以上に種類が豊富で、価格帯もさまざま。機能や大きさ、デザインなど、チェックすべきポイントが多い傾向にあります。
このページでは、二人暮らしを始める方へ向けて、家電の準備ついてご紹介します。選び方や費用目安、購入のポイントにご注目ください。

二人暮らしで最低限必要な家電と費用目安

二人暮らしで必要な家電は、非常に多いです。
実家暮らしでは当たり前のように使用していた家電。いざ新生活をイメージしてみると、実家のように揃えるのは難しいと感じてしまうこともあります。
まずは、最低限必要な家電を重視して準備を進めていくことが重要です。

【最低限必要な家電一覧と費用目安】
・照明（1千円～2万円）
・エアコン（10万～20万円）
・コンロ（1万～5万円）
・冷蔵庫（5万円～10万円）
・洗濯機（5万円～20万円）

上記は、引っ越し後にすぐ使用する家電なので、最低限揃えておきたいものです。
とはいえ、「しばらく近隣のコインランドリーを利用できる」「春だからエアコンは使用しない」など、後に回せる家電があれば、すぐに揃える必要はありません。

二人暮らしで家電を選ぶ際のポイント

二人暮らしで家電を選ぶ際、どのような点に着目して選べばいいのかはわかりにくいものです。
家電選びで失敗しないためにも、以下を参考にしながら、おふたりに合った家電を選んでみてください。

使用シーンを考えて選ぶ

家電を選ぶ際には、まず使用シーンを考えることが重要です。
洗濯機の場合「どれくらいの量を洗濯するのか」「どのような素材の服を洗濯することが多いか」などで、選ぶべきものが異なります。
コンロにおいても、同時に調理することはあるか、何口あれば十分かなどは、人それぞれ異なるもの。
実際の使用シーンを想像してから選ぶことで、失敗がなくなります。

冷蔵庫は300リットルが目安

二人暮らしを始める場合、購入する冷蔵庫は300リットルが目安です。一見すると「二人で暮らすだけなのに多すぎるのでは…」といった印象を感じるかもしれません。
しかし、冷蔵庫の大きさの目安は、1人あたり70リットル＋常備品を入れておくための100リットル＋予備のための70リットルが必要です。

二人暮らしで300リットルを下回ってしまうと、冷蔵庫がパンパンになりやすくなってしまいますし、知人からのお土産など、スペース不足により予定外の食料を保管できなくなってしまう場合があります。
300リットルあれば、買い溜めや作り置きなどをしても比較的余裕が生まれるので冷蔵庫を選ぶ際にはサイズに着目しましょう。

「使う側」の意見を優先する

どのような家電を選ぶか探しているとき、おふたりの意見が分かれてしまうことがあるかもしれません。そのようなときには、使う側の意見を優先することをおすすめします。
食事作りを担う側の意見に合わせて冷蔵庫やコンロを揃えたり、掃除を担当する側の意見を考慮して掃除機を選んだりするなど、使用者の意見は重視したいところ。二人暮らしでの家事のストレス軽減にもつながるので、お互いの意見をきちんと話し合い、最終的には使う側の意見を優先させるイメージがベストです。

二人暮らしで家電を購入する際の注意点

二人暮らしで家電を購入する際、いくつか注意点があります。
どのような点に気を付ければいいのか、以下を把握したうえで新生活の準備を進めていきましょう。

存在感のある家電は「デザイン」も重視を

冷蔵庫や洗濯機など、大型の家電は存在感があるので「デザイン」にも目を向けることをおすすめします。
存在感のある家電は、部屋の印象に大きく関わるポイントです。機能面ばかり優先してしまうと、インテリアに馴染まず、違和感のある空間になってしまう可能性もあるでしょう。
家電が悪目立ちしてしまうことのないよう、デザインも視野に入れて、おふたりが納得できるアイテムを探してください。

費用を抑えたいなら「まとめ買い」をする

家電をお得に購入したいときには、まとめ買いをするのがおすすめです。
一か所の店舗でまとめ買いをすることで値引きや、ポイントを多めに付与してもらえることも多いです。
また、時期によっては、家電セットとして複数の家電を安価にセット販売していることもあります。一つひとつを単体で購入するよりも安く揃えられるため、セット販売をしていないかチェックすることも重要です。

おわりに

二人暮らしを始めるにあたり、家電の準備は必須です。しかし、購入しなければならない家電は多いうえに、どの商品も高額です。慎重に準備をしていかないと、家電選びに失敗してしまったり、金銭的に損をしてしまったりするリスクがあります。
現在、二人暮らしを検討している方は、スムーズに家電の準備を進められるよう、このページの内容を参考にしてみてください。