家族の絆

桜が満開に咲き誇っている4月中旬。
私の姉が地元の神社で挙式をしました。

実は物心ついてからの結婚式に列席するのは初めてでした。

挙式後は、車を走らせること20分ほどの、森の中にある自然と調和した美術館へ。
実は、美術館と併設したお洒落なレストランがあるのです。

親族のみだったので、披露宴というよりもお食事会だったので、
レストランの個室になっているお部屋でお食事会です。

新郎新婦が到着してお食事が始まるまで時間があったので、
その間ゆっくりと美術館鑑賞。

新郎新婦が到着してからは、美術館内にあるオブジェとともに写真撮影開始。
丁寧に手入れされたお庭で、露に濡れた緑が綺麗な中写真を撮っていました。

その頃、妹の私はというと、
美術品を鑑賞している間もなく、急いでレストランの人と打ち合わせです。

ブラスのウエディングプランナーとしてサプライズの打ち合わせです。
サプライズでDVDを作成し、無理を言って会場内にスクリーンを持ってきてもらい、流すという作戦★

さて、いよいよお食事開始です。

いつも披露宴を見ているはずですが、
親族のみのこぢんまりとしたお食事会。

どうなるのかな、と正直思いましたが、
親族同士でたくさん会話ができ、私自身も新郎新婦とも一緒にお写真が撮れ、
姉とも家族や親戚とも久々に会えた場となりました！

全員とたくさんお話しができたことが何より楽しかったです♪

ビデオカメラを手にした私は
全員にカメラを向け、インタビューをしていきました。

そしていよいよサプライズの時★
新婦手紙の前に
映像を流します。

石垣三姉妹は一緒に旅行に行ったり、
毎年元旦に初日の出を見るために遠出したりしていたため、
三人や家族の写真のをスライドにして映像を作成しました。

私は昔からお姉ちゃんっ子で、
大学時代は姉と一緒に東京で二人暮らしをしていました。
進路を決めるときも
別の道を選択するときも
辛くて泣いたときも
何でもない日でも幸せって感じていたのは、お姉ちゃんと一緒でいつも味方してくれているから。

結婚式って
幸せなのに涙が出る、不思議な日だとずっと思っていました。

嫁ぐって
実は寂しいことだと実感しましたが、新しい家族が増える喜びも感じました。

いい結婚式をしよう。
家族の結びつきをもっともっと大切にした結婚式を創ろう。

そう、改めて思った結婚式でした。

お姉ちゃん、結婚おめでとう！

石垣博子