嫁入り道具とは?最近の傾向や選び方など幅広くご紹介

2022.10.21

近年、あまり耳にしなくなってきた「嫁入り道具」。かつては、結婚する女性であれば、当たり前のように存在している風習でした。
現在は時代やライフスタイル、価値観の変化に伴い、嫁入り道具を準備するケースは少なくなってきたものの、地域や考え方などによってはきちんと準備したうえで結婚に臨む場面もあります。
そこで、今回は今や珍しくなりつつある「嫁入り道具」について詳しくご紹介します。

この記事の筆者

東証スタンダード上場企業(証券コード 2424)株式会社ブラスが運営する結婚式場「ヴェルミヨンバーグ名古屋」がお届けする結婚に関するお役立ちコラムです。

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目次

嫁入り道具とは

嫁入り道具とは、結婚生活で必要な家財道具を女性側が準備する風習のことです。
女性自身が金銭を負担して準備することもありますが、一般的には女性の両親が揃えることが多い傾向にあります。
かつては、女性側が男性の家に嫁ぐことが多かったので、家財道具を持って相手の家へと引っ越していたのが通常だったのです。
これは、昔は「結婚は家族ぐるみのもの」といったニュアンスが強かったことが関係しています。
現在は、「結婚は当人たちのこと」といった価値観が強くなりつつあることから、そもそも嫁入りという言葉自体が使われることが少なくなってきました。
そのため、かつてと比べると、嫁入り道具を準備して結婚するカップルは少なくなりつつあります。

最近の嫁入り道具の特徴

現在、嫁入り道具を準備する女性は少なくなってきているものの、まったくなくなったわけではありません。
最近の嫁入り道具は、今時らしく便利なものが多くなってきています。
具体的には、以下のようなものが挙げられます。

家具・家電

嫁入り道具として、比較的定番なのが家具・家電系のものです。
現代では必需品となっている電子レンジや冷蔵庫、テレビなどの家電はもちろんのこと、ベッドやソファ、食器棚などおしゃれなものが好まれる傾向にあります。
かつては家具といえば箪笥が主流でしたが、今時の嫁入り道具ではあまり見かけることはなくなりました。

食器類

結婚生活の中で必ず使用する食器類も、嫁入り道具の一つです。
来客用の高級な食器や、特別な日に使う和食器など 、選ぶ食器は人それぞれ異なるものの、日常使いする食器より、特別なシーンでの使用を想定した食器が選ばれる傾向にあります。
もちろん、普段使いできるような オシャレなカトラリーを一式揃えるケースも少なくありません。

フォーマル系のウェア

喪服などのフォーマルウェアは、突然必要となることが多いので、嫁入り道具としては定番です。
しかし、近年の喪服は「スタイ ルよく見えるデザイン」「シンプルでありながら品のあるデザイン」など、着用する女性を美しく見せるものが増えています。
いざ必要になってから慌てることのないよう、嫁入り道具の一つとして検討しておくといいでしょう。

印鑑

結婚に伴い女性は姓が変更となることが多いので、嫁入り道具の一つとして準備する方は少なくありません。
近年の印鑑は、チタンや鉱石、天然石などデザインの可愛いものも増えているので、持っているだけで気分が上がるようなものが多いです。
頻繁に使うものだからこそ、自分のお気に入りの1本を見つけてみてはいかがでしょうか。

パールアクセサリー

パールアクセサリーは、文字通り真珠のネックレスやピアス、イヤリングなどのことです。
パールアクセサリーは、おめでたい席はもちろんのこと、お通夜や葬式などの場など、幅広く使えるので、嫁入り道具として用意しておくと便利です。

伝統的な嫁入り道具について

嫁入り道具は、古来から伝わってきた伝統的なものもあります。
上記で触れた今時の嫁入り道具とは何が違うのか、以下から見てみてください。

婚礼家具

桐タンスやドレッサーなど、今ではあまり見かけることのなくなった婚礼家具は、かつて嫁入り道具の主流でした。
収納スペースが不十分であったひと昔前は、タンスが必要でしたし、着物の着替えもドレッサーの前で行うのが一般的だったのです。

婚礼布団

一般的な布団とは異なり、ふんわりとボリュームがあり素材にもこだわっているのが婚礼布団です。
婚礼布団の質は、嫁いでくる お嫁さんの評価にもつながる地域があるほどで、どのような婚礼布団を選ぶかは当時のお嫁さんたちにとって重要な部分でした。

着物

現在とは異なり、昔は着物が主流だったため嫁入り道具としても多くの女性が準備していました。
揃える着物は、黒留袖や喪服、訪問着などです
高級感があり、質の良い着物を着ることが、当時のお嫁さんに求められていたことです。

嫁入り道具の選び方

嫁入り道具は、「使えるものなら何でもいい」というわけではありません。
きちんと選ばなければ、せっかく準備しても使わなくなってしまう可能性があります。
嫁入り道具を選ぶうえで、意識したいのが以下の通りです。

・実用性を重視する
・実際の結婚生活をイメージして選ぶ
・予算と照らし合わせて無理のない範囲で選ぶ

嫁入り道具は、必ずしも高価なものである必要はありませんし、たくさん揃えなければならないものでもありません。
必要なものを必要なだけ揃えることが重要であり、予算内で済むようなグレードのもので問題はありません。
かつての時代とは異なり、嫁入り道具に対して厳格な目を向けられることは少なくなったので、気軽な気持ちで楽しんで選んでみてくださいね。

おわりに

今回は、嫁入り道具についてご紹介しました。
近年はあまり耳にしなくなりましたが、今でも地域によっては嫁入り道具を準備して結婚する夫婦もいらっしゃるようです。
嫁入り道具に興味のある方や、結婚の際に嫁入り道具を準備したいと考えている方は、ぜひ このページを参考にしながら、素敵なアイテム を選んでみてください。

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